整形CTで画質トラブルが起きたとき、多くの技師がまず疑うのは kV/mA と 再構成カーネル だ。しかし実際には、
- Pitch を 1.375 のまま 全部位で撮っている
- SFOV が Large body のままで末梢の手指を撮ってしまっている
- DFOV だけ小さくして「拡大すればいい」と思っている
- Scout は前後正面だけで済ませ、Auto mAが過大/過小になっている
- 回転時間 0.5s 固定で、協力できない患者の運動アーチファクトを諦めている
こういった「機械的設定の素通り」が画質と線量の両方を静かに損なっている。本稿では次の5つを軸に、整形領域で本当に効くチューニングを整理する。
- Pitch(GE表記 HS/HQ/HD含む)
- ガントリー回転時間
- SFOV(Scan FOV)
- DFOV / recon FOV
- Scout の撮り方とAuto mAの関係