整形外科MRIでPROPELLERが最も役立つのは、疼痛、呼吸伝播、嚥下、拍動などによりCartesian FSEの位相方向ゴーストが診断を妨げそうな場面です。
- ルーチン全体を置き換えず、動きやすいシーケンスだけ置換する
- 得意なのはブレード間の面内剛体運動。面外・非剛体運動は万能に直せない
- 脂肪信号とオフレゾナンスは放射状のボケになり得るため、脂肪抑制とrBWを設計する
- 金属対策シーケンスではない。術後金属ではCartesian FSEより目立つことさえある
- AIR Recon DL対応なら、ノイズが律速の条件でNEX・rBW・matrixを再配分し、約1分の撮像も検討できる
PROPELLERの価値は「動いても無傷」ではなく、破綻しやすいゴーストを、診断を邪魔しにくい誤差へ変え、補正可能な動きを整合させることにあります。